最近私の携帯に『LINE』というアプリを取り入れました。メールやり取りや通話ができる画期的なアプリです。しかもちょっとSNS的な所があってお互い電話番号を知っていたら勝手に友達になってしまうという機能があるのです。私もアプリを取得したらあっという間に60人位の友達ができてしまいました。中には懐かしい人もいて今こんな感じなんやって感じることができます。
その中で私の大尊敬する村木さんが友達になっていました。
村木さんは私の高校のサッカー部のキャプテンで誰もが憧れる成績優秀、スポーツ万能、リーダーとしての才覚は図りしてない位の人です。この人に名前を覚えてもらうだけでもすごい事な位すごい人なのです。
実はこの村木さんが私の人生に大きく関わってくるのです。そして私をこの『リーダー』という世界に放り込むのです。
私は大学に入ってすぐにサークルを立ち上げようと高校の時の友人13人で集まりサークルを結成しました。と言っても何をしていいか分からず。とりあえず先輩でダンスサークルをガンガンやっててめちゃめちゃカッコいい村木さんに聞きに行きました。
で、とりあえずうちの新歓来るっていう話になり。私たちはお邪魔しに行きました。
そこは凄かったですね。男10人位に女の子100人位いましたからね。
そこで当然一気大会が始まりまりす。一通りスタッフが一気を済ませると、今度はリーダーの村木さんの番です。まず一人目が飲んで口でうがいをして入れる。二人目も入れる。三人目からはビールではなく豆腐とか食ってくちゃくちゃってして入れる。そうやって10人のエキスが入ったお酒?を村木さんは一気するわけです。いわゆる人間ミキサーという一気です。絶対真似しないほうがいい一気を村木さんは何の気負いもなく一気に飲干すのです。めちゃめちゃカッコいいですよ。私には当然できないしやりたくもありません。
その新歓が終わった後、村木さんに言われました。
『山本、俺はプライドを持っている。それは人が持っているプライドとはちょっと違う。人はこれは常識ではやったら恥ずかしいとか、あり得ないから絶対やらないというプライドがあるとすれば、俺はあえてそれをやり通し、俺はやったぞ。お前たちが絶対やりたくないっていった事をやったぞ。って言うプライドを大事にしている。例えば心斎橋のひっかけ橋で素っ裸になれって言われたらすぐにやる。お前達にはこれができるか。というやった人しかわからないプライドこそがリーダーには必要なんだと思っている。それくらいの覚悟がなかったら最初からリーダーになるのなんかやめてしまえ。』
って言われました。体中に衝撃が走りました。これが21歳の言葉か!と思いました。
それからもう22年が経ちます。未だに私はこのスピリットを持っています。
やったものしか分らないプライドこれからも大事にしたいです。
村木さんは、沖縄でホテルを経営していると聞きました。
今は石垣島にいるみたいです。おそらくたくさんの人と楽しく南国で暮らしているのでしょう。私にとっては一生抜くことのできない偉大な先輩です。